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Pale green Compressor
Pale green Compressor作ってみました
Pale Green CompressorはMad ProfessorのForest Green Compressorの元になったと言われ、アンプ本来の音を邪魔しない響きが出ます。
ギター音に余計な味付けをせず、音の粒を整え、他の楽器の中に混ざっていても明確な存在感が出せます。だそうです。
だいぶ前にMad ProfessorのForest Green Compressorをエッチングで作ったことがあり、元になったPale Greenのほうが気になったので作ってみました。
Pale green Compressorの配線図
VTL5というちょっと変わった電子部品が使われています。
オプトカプラ-ってやつですね。(フォトカプラーともいう)
これがなんなのかといいますと、LEDとcdsセルを組み合わせたものです。
片側に電気が通ると発光して、その光を受光してもう片側に増幅した電気を流すという仕組みです。
このVTL5ですが、なかなか高額な電子部品です。(1,000~1,500円くらい)
これを節約したいなら、5mmLEDとcdsセルを収縮チューブでつなげるという荒業があります。
製作にかかった金額は、基板代が¥2,400くらいとケースが¥1,200くらいとパーツ各種+送料&代引き手数料で合計¥8,000~9,000くらいだったと思います。
※余計なことを考えずに純粋に作るとおそらく¥7,000~8,000くらいだと思います。
Pale green Compressorの基板はこちらで購入できます→Pale green Compressorの自作基板
使用したケースはHAMMONDの1590BS(60×112×42)です。
問題はLDRですが、以前にForest Green Compressorを作った時にVTL5C2を使いました。
Forest Green Compressor自体がそんな強烈に効くコンプじゃないのですが、もうちょっとがんばれんだろ?と思ったので、今回のPale Greenの方はVTL5C3を使ってみました。
・・・ちょっと効きすぎ感がありますね。
まぁ、効きすぎならポット絞ればいいだけなのでそのまま使用しています。
TONEポットが2連なので上下の向きに注意しましょう。
TONEが効かない場合はここの配線がミスしていることが多いです。
上下どちらかの1と3の配線を入れ替えてみてTONEが効いたら配線ミスです。
TONEは効いたけど、逆に効いているなら上下両方の1と3を入れ替えです。