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Klon Centaur
Klon Centaur作ってみました
もう生産終了し、ヤフオクなんかで訳のわからない値段になっているオーバードライブの王様です。
エフェクターを自作する人はかならず興味を持つエフェクターなんじゃないでしょうか。
音色の事を言葉や文章で表現するのは好きじゃないのでやめておきますが、回路を見て素直にすごいなと思いました。
たいていのオーバードライブは回路が似ているといいますか、アンプの派生といいますか、パターンがあるのですがこれは完全にオリジナルな回路ですね。
歪みとして使うのもいいですが、ブースターとして最強だと思います。
Klon Centaurの配線図
C16のタンタルコンデンサがケンタウルスのミソらしいです。
バッファ付きのエフェクターなので配線がちょっとやっかいです。
正直いって、うちで自作したエフェクターのなかでは一番ややこしいエフェクターです。
※わたくしフットSWの配線がラブペダル方式派なのでほんとややこしく感じています。
製作にかかった金額は、ケンタ基板が¥2,600くらい、ケースが¥1,500くらいとあとはパーツ各種で合計¥9,000ちょっとだったと思います。
※電子部品にこだわりすぎたりしました。その気になれば¥7,000~8,000くらいにまで抑えられそうです。
※パーツの代引き手数料が¥500~600くらいだった気がします。
Centaurの基板はこちらで購入できます→Klon Centaurの自作基板
使用したケースはHAMMONDの1590S(82×111×44)です。
このくらい高さのあるケースであれば、2連ポットとジャックも干渉しません。
フィルムコンデンサは暖色系がいいんじゃないのでしょうか。
うちで作ったものはルビコンF2Dです。
がんばってシルバーマイカを使いましたが・・・・・
ふつうのセラミックコンデンサでも良かったと思います。
チャージポンプコンバータというICが入ってますが、
MAX1044が手に入らなければICL7660SCPAでいいと思います。
(むしろICL7660SCPAの方が耐圧高いので壊れにくいかも)
オペアンプは好みでしょうけど、
今回作ったものはTL072CPをTL082CPに変更しました。
GAINポットに2連ポットを使用していますので上下の向きに注意してください。
ドライブが効かない、または何かがおかしいときは上下どちらかの1と3を入れ替えてみてください。
それで直ったら配線ミスです(笑)
GAINが逆に効いたら上下両方の1と3を入れ替えましょう。
試作したエフェクターの試奏動画撮りましたので
参考にしてください。